日頃から大変重宝しているApple Musicですが、ふと対応機種の中で最も古いiPhone 4Sでもサクサク動くのだろうかと疑問を抱き、早速試してみました!
「ずばり、iPhone 4SでApple Musicは使えるのか?」という問いには、胸を張って「使えます」と断言できます。
しかしながら、タイトルで“ちょっと大変になった”なんて妙な表現をした通り、ちょっとした操作の不都合で本来の魅力が発揮できていない気がしました。
画面の小ささがネックに。
化石と化していたiPhone 4SをiOS 8.4にアップデートし、いよいよ実験スタートです。
まずはApple Musicの初期設定。好きなジャンルをタップします!
ここは問題なくスルーしたいところですが……。
タップしたジャンルが大きくなって、他のジャンルを画面の外へ弾いてしまいます。
自然と中央に残った「クラシック」しか選べない状況に。これは寂しい。
さらに次のステージでは、好きなアーティストを3つ以上選択しなくては先に進めません。
2つ選んだところで選択肢が全て画面から消えました。3つ以上選択できるまで、何度も繰り返す必要があります!
そしてやっと初期設定が完了!
Apple Musicの機能自体は問題なく使うことはできます。
時折でるロード中のクルクルも、iPhone 4Sであることを考えれば許容範囲です。
初期設定以外は、画面の小ささに戸惑うことはないです!
全体的には「使える」と言って過言ではありませんが、ジャンルやアーティストの絞り込みができないことで、Apple Musicの強みである[For You]のおすすめ機能の質が落ちてしまうのはもったいなく感じました。
iPhone 4Sユーザーの方で、Apple Musicの使用を躊躇していた方はぜひ参考になさってください!
追記(2015.7.21)
好きなジャンル、アーティストがうまく選べない事例について、初期設定時では画面下部にバーが出現し、上部テキストと「YOU」までの幅が狭くなるため、左右にスワイプしても大きい円がひかっかり選択が困難となっていました。
2回目以降は、下部バーが非表示となるため左右のスワイプで円の場所を動かすことが可能です。
2回目以降、好きなジャンル、アーティストを選ぶ場合は、Apple Musicの画面左上の人アイコンを選択→[好きなアーティストを選択]から行ってください。