こんにちは、みきしろです。
iPhoneの画面を動画で保存(キャプチャ)したいという要望は、以前から多くの人が持っていました。
動画で保存できれば、ゲームプレイを録画して実況中継に使ったり、アプリの使い方を動画で説明するようなことができます。
あるいは、動きの激しいアクションゲームを動画で保存しておいて、これぞベストという1コマを切り出すようなことも簡単にできちゃいます。
Mac標準アプリのQuickTime Playerなら簡単に録画できる!
じつは以前は、iPhoneの画面を動画で保存できるiPhoneアプリが出てはAppleにリジェクトされるという歴史があったのですが。
MacのOSがOS X Yosemiteになってからは、標準アプリである「QuickTime Player」で簡単に録画できるようになっているんです!
まずは、iPhoneとMacをLightningケーブルで物理的に接続します。
次に、QuickTime Playerを起動して、メニューの[ファイル]→[新規ムービー収録]を選択。
この段階では、カメラが選択されていませんと表示されるので……。
録画ボタンの横にあるマークをクリック。
すると、Macに接続されたiPhoneが表示されるので、カメラとマイクの両方とも選択しましょう。
つまり、iPhoneの画面そのものを外部カメラとして使う感じですね(^_^)
iPhoneの画面がそのままQuickTime Playerに表示されました!
なお、ボリュームが最小になったままだと音声が聞こえないので、必要に応じてボリュームを上げてください。
あとは録画ボタンをクリックするだけで、表示された画面の録画が始まりますよ!
ただし、注意点が2つほどあります。
まずは動画なのでファイルサイズがかなり大きくなること。
このファイルも、3分ほどで450MBの要領になっています。
もうひとつは、録画中に画面のタテヨコ変更が入ると、その時点で録画が強制中断されてしまうこと。
けっこうありがちなので、ご注意くださいね。
Windows環境ならば『Reflector 2』がオススメ
残念ながら、QuickTime Playerを使う方法はYosemite以降のOSを搭載したMacでしか行えません。
Windows環境でiPhone画面を録画したい場合は、『Reflector 2』というアプリがオススメです。
14.99ドルの有料アプリですが、無料トライアルもあるので、興味のある方は購入前に試用することができますよ!
iPhone画面を動画で保存することで、いろいろな応用が可能に
単なるスクリーンショットとは違って、動画で保存するといろいろな応用がきくようになります。
必要な部分だけを切り出して、ゲーム実況や説明コンテンツを作ったり。
あるいはGIFアニメに加工するようなことも、動画からならば簡単に行えます。
実際にやってみると、思ったほどには敷居が高くないものなので、興味のある人はぜひチャレンジしてみましょう!