先日、Smart Keyboardの使用レビューを公開いたしました。
そして、今回はもう1つのiPad Pro専用アクセサリー『Apple Pencil』の使用感をお伝えしようと思ったのですが……。
試しに絵を描いてみたところ、あまりの絵心のなさにどうもApple Pencilの良さが伝えられず。
「他のタブレットとスタイラスペンでもいいのでは?」という声が聞こえてきそうなほど、幼稚なイラストになってしまいました。
そこで、現役ペインターに使ってもらい、Apple Pencilの使い心地を聞いてみました!さて、実際の画材との違いはあるのでしょうか。
特色ある14種類のペイントブラシ
今回使用するのは、iPad用のスケッチアプリ『Adobe Photoshop Sketch』です。
グラファイトペンシル(鉛筆)、インクペン、マーカー、水彩、アクリル、パステル、指先、スプレーなど14種類の豊富なペイントブラシで思い通りの線を描くことができます。
現役ペインターはApple Pencilをこう使う!
Apple PencilとiPad Proを持って、早速ペインターの自宅兼アトリエへ。
今回協力してくれたのは、全国のアートイベントに参加しライブペインターとして活動するクロサワモモカさん。普段は水彩、アクリル、油絵の具を使っていますが、ペンタブレットでのイラスト経験もあるとのこと。
まずは試し書きをして、ブラシの特徴を掴んでもらいました。水彩ブラシのリアルな“滲み”にはとても感動している様子でした!
そして本題へ。慣れた手つきで描いていきます
まるで紙に描いているように自然とペンが走り、特に細い線がブレずに描けて良いとのこと。ペン先以外の干渉が少ない点もポイントが高いようです。
この時点で、私のなん倍もApple Pencilを使いこなしていることがわかりますね。
色の濃淡をうまく使いながら、黙々と描き込んでいきます。
なんだか想像を超える絵が出来上がってきました。
そして完成です!!
ささっと30分くらいで描き上げてくれました。
様々なブラシを駆使して、吸い込まれるような魅力溢れる作品が出来上がりました!
「紙と鉛筆に比べたら、ペン先とキャンバスが遠いように感じる。でも精度が高くブレも少ないので、手軽に本格的な絵を描くことができるのはすごい!時間があったらもっと描き込みたかった……iPad ProとApple Pencil欲しい……」と手放すのを惜しむほど満足してくれました。
こうして本格的なアート活動にも使えることがわかり、それを今まで最大限に活用できてなかったことも痛感しました。
さっそく今日から絵の練習してみようかな。