8月26日未明より、iOS 9.3.5の提供が開始されています。
このアップデートには、iPhoneをリモートで操作できるようにしてしまう問題を修正する、重要なセキュリティアップデートが含まれています。
詳細については、AppleのサポートサイトおよびThe Citizen Labの「The Million Dollar Dissident: NSO Group's iPhone Zero-Days used against a UAE Human Rights Defender」を参照してください。
iOS 9.3.5にアップデートするには、設定アプリの[一般]→[ソフトウェアアップデート]で、[ダウンロードとインストール]をタップします。
利用規約が表示されるので、[同意する]をタップします。
[利用条件]ダイアログボックスが表示されるので、[同意する]をタップします。
アップデートのダウンロードが終了すると自動的にインストールされ、再起動されます。
今回のセキュリティアップデートでは、iPhoneでスパイウェアを実行してリモートで操作できるようにしてしまえる脆弱性などが修正されています。iOS.9.3.4のリリースから、たった20日ほどでのアップデートですので、これがいかに重大なことかが分かります。
なるべく早く、アップデートするようにしましょう。
私のWi-Fi環境では、ダウンロードからインストールまで約15分かかりました。