iOS 9で手描き機能やチェックリスト機能が加わって、かなり使いやすくなった「メモ」アプリですが、iOS 10では、他の人とメモを共同で編集するための機能が新たに追加され、ますます便利になりました!
参加を依頼する
他の人とメモを共同で編集するためには、相手に「参加依頼」を送る必要があります。
メモの右上にある人型のアイコンをタップします。
「人を追加」画面が表示されるので、参加依頼を送るアプリを選択します。ここでは、「メッセージ」を選択しました。LINEを選択してみたところ、メールの送信画面が表示されたので、「メッセージ」か「メール」を選択するのが確実です。
「メッセージ」なので、相手のメールアドレスまたは電話番号を入力します。ここに追加した人のみが、メモを編集することができます。
メモはiCloudに保存されている添付ファイルとして送信されます。
メモを共有すると、「人を追加」画面が「人」に変わり、参加している人の一覧が表示されます。
メモの一覧では、共有しているメモのタイトルの左側に、人型のアイコンが付きます。
共有している人を共有から外したいときは、その人の名前をスワイプして削除するか、「共有を停止」をタップして、メモの共有自体を中止します。
共有相手がメモを編集すると、自分もその変更を見ることができます。
共同編集作業をする際の注意点
メモを共同で編集するためには、お互いが、以下の条件を満たしている必要があります。
- iOS 10またはmacOS Sierraを使用している。
- iCloudをオンにしている。
iCloudをオフにしている場合は、オンにすれば良いだけなのですが、まだアップデートしていない者同士では、まったく使えないので注意してくださいね。
今まで、他のアプリやサービスを使って行ってきた共同編集作業が、メモアプリで済んでしまうのなら、プライベートでも仕事でもやりとりが簡単になる場面は多そうです!