iOS 10.1の提供開始と同時に日本でも利用可能になったApple Pay。世界で12番目のサービス開始となる新サービスの使用感は一体どうでしょう。
全国タクシーの支払いをApple Payで
まず使用したのはApple Payに対応している全国タクシー。
ネット決済登録が可能になった全国タクシーは本当に便利ですよね。
今回はクイックペイを使用したので、支払いの際はクイックペイで支払う旨を伝えます。
リーダーライターが光ったら、iPhoneを近づけて支払うのですが、注意点がいくつか。
- 指紋認証登録をしている指をホームボタンに添える
- iPhoneをかざすのではなく、背面上部をかざす
- 完了マークが表示されるのを待つ
プラスチックカードとApple Payが違うのはかざす場所。
iPhone 7/7 Plusは背面上部にApple Pay専用のアンテナがあるので、iPhone全体をかざすのではなく、背面上部をかざさなくてはなりません。
タクシーでのApple Payの使用は日常化しそう
車内では外にいるよりもiPhoneを使用していることが多いので、iPhoneで他のことをしたままApple Payで支払いができるとなると、使用は日常化しそう。
またApple Payが使用可能なのはSuica、iD、クイックペイ使用のマークが付いているタクシーのみ。
しかし今やほとんどのタクシーは電子マネーでの支払いが可能になっているので、タクシーを選んで乗る必要性はなさそうですね。
TSUTAYAでの支払いをApple Payで
次にTSUTAYAの店舗でApple Payを使用しました。
今までもクレジットカードや電子マネーで支払うことはありました。
次に使用するのはiDなので、レジでiD使用の旨を伝えます。
タクシーの時と同様に、リーダーライターが光ったら、ホームボタンに指を添えながら背面上部を近付けて支払いをします。
驚いたことに、店舗の支払いはタクシーの時よりも断然早い!
その後レシートを受け取って買い物は終了。サクッと終わりすぎて買い物をしているという感覚が多少薄れた気はしたものの、両手が塞がっていても支払いが楽にできるのは大きなメリットですね。
店舗での利用は個人差が出そう
タクシーの場合、iPhoneを操作しているのでその流れでApple Payでの支払いがとてもスムーズですが、店舗ではそうはいかないのでは?というのが正直なところ。
全部Apple Payで、という人もいれば、急いでいる時や突然の出費など、緊急用として、といったように扱いに差が生まれるのではないでしょうか。
セキュリティや個人情報保護に関してはご安心を
クレジットを使用ということで気になるのがセキュリティと、個人情報の保護。
来日中のApple Pay担当 バイスプレジデント ジェニファー・ベイリーさんによると…
▼セキュリティに関して
安全性と個人情報の保護はApple Payの基礎となる重要な要素です。iPhoneやiPad、Apple Watchを紛失した場合でも、「iPhoneを探す」機能で紛失モードに設定していただくことで、簡単にApple Pay のご利用を一時停止することができます。リモートワイプ(遠隔消去)を実行していただくことで端末に保管されるApple Payを含む個人情報をすべて消去することもできます。iCloud. com にログインし、Apple Payの支払いを停止することもできます。
▼個人情報保護について
Apple PayをiPhone等の端末に設定した場合も、お客様がお持ちのクレジットカード番号はお客様のデバイスやAppleのサーバーに保管されることはありません。お客様の端末には、各デバイス固有のアカウント番号が発行され、暗号化された状態で安全にデバイス内のセキュアエレメントに保管されます。Apple Payをご利用いただく際、お客様のクレジットカード番号が、加盟店に通知されることはありません。
端末紛失によるiPhone内にある情報の悪用を防ぎ、使用時の個人情報も保護というよりは全て情報として入手しない、これなら使用するにあたって安心できますね。
Apple Payが生活に馴染む日はすぐそこ
スマートフォンが「画面をタッチして操作だなんて…」と言われていたけれど、こうして必需品になったように、Apple Payもすぐ生活に馴染むことでしょう。
iPhone 7/7 Plusはもちろんのこと、Apple Watch Series 2でもその使い勝手の良さが際立ちます。
使用可能なデバイスを手に入れたら、すぐにこの便利さを体感してほしいですね♪